最近は男女ともに仕事に出て、誰が子育てをすればいいのかという家庭も多く見受けられます。田舎なら近くに住んでいる親族が子供の面倒をいくらでも見てくれるのですが、都会ではそうはいきません。都会で働く若い夫婦は、子育てと仕事の両立に非常に困っているのが現実です。ただ、最近は大きな会社や施設であれば、託児所を併設しているところもあります。大病院は女性看護師の数が多いので、託児所があるところがたくさん見つけられます。こうした場所でなら、夫婦共働きであっても十分に子育てがしていけます。子供が小さいうちでも、安心して預けられますし、自分の仕事が終われば引き取ってそこからは自分で面倒が見れます。きちんと親の時間に合わせてくれるので、非常に便利です。
最近はワーキングプアといって、ハードに働かなくてはならないのに給料が上がらない若者が増えてきています。どうしても共働きをしなければ、家庭を維持できない時代なのです。そういった時代においては、託児所が併設されている会社や病院、公的機関での仕事はやりやすいと評判です。
育児に対して意識が高い公的機関も、託児所としての機能を取り入れ始めています。今後はますます共働き家庭に優しい会社や施設が登場してくると予想されています。むしろそうでなくては、少子化問題は解決しないと考えてもいいでしょう。政府も、託児所を作る会社には補助金を支給するなど、少子化対策の一貫として働きやすさを向上させる手伝いをし始めています。いろんなサービスがあることを知り、そのようなサービスを利用し主婦をしながら仕事もして共働きで子育てすることを可能にしましょう。